【茶道具】大徳寺 興臨院 山口 大痴(萬拙)和尚筆『清流無間断』軸B156
私が小さな頃、田中角栄が総理大臣だった時（昭和40年代）、普段は寡黙だった亡くなった父がお酒が入ると、「田中角栄に会った事がある」とよく話してくれました。当時、バスの運転手だった父と一国の総理大臣の接点は子どもの私でも、釣った魚は大きい釣り人の自慢話、子供相手のホラ吹き話と思っていました。けれども遺品整理の時、このボロボロになった名刺と出会い本当の話だったのだと気付きました（映画のビッグフィッシュみたいに）。高度経済成長期、今太閤、日中国交正常化（今年で50周年）、日本列島改造論、金権政治、ロッキード事件。晩年は萎んだ様に権力から離れた田中角榮、それまでの人生は、学歴（学閥や軍閥）や世襲も関係無く、まるでブルドーザーの様に政界を駆け抜け日本を変えて行く（実際にコンピュータ付きブルドーザーと呼ばれていた）。再評価のきっかけになった石原慎太郎さんが『天才』と褒め称えた田中角榮さんの自由民主党幹事長時代、総理大臣になる前の重要なポスト（1965〜1968）の名刺。新潟県出身の父が財布の中に大切に忍ばせていた物です。父がまだ独身で若い時、某S建設の社長付きのドライバーをしていた頃に同郷の田中角栄本人から頂いた物。二人の間でどの様な会話があったのか今となってはわかりません。半世紀以上前の名刺なので古文書の様に状態が悪くヨゴレ、剥がれがありますが、唯の紙切れではなく歴史的価値がある名刺（歴史的資料）だと理解してくださる方に届くと嬉しいです。田中角栄は良くも悪くもダイナミックに時代をかえた歴史に残る政治家です。少なくとも今の政治家とは、政治的な志しとスケールが違うのは確かです。（個人的意見です。）#天才 #名刺 #人たらし #博物学 #石原慎太郎 #田中角栄 #政治家 #近代史 #昭和史 #昭和レトロ #自由民主党 #幹事長 #新潟県 #ブルドーザー #羊をめぐる冒険 #羊付き #選挙 #議員 #日本列島改造論 #日中国交正常化 #毛沢東 #周恩来 #外交 #御守り #古文書 #資料 #紙 #紙物 #印刷物 #ロッキード #演説 #カリスマ #珍品 #レア #掘り出し物 #なんでも鑑定団 #家宝 #ビッグフィッシュ #立花隆 #天下統一 #今太閤 #昭和レトロ #総理大臣 #骨董品 #モノマネ #想い出 #記憶 #オヤジ #50周年 #開運 #浪曲 #講談師

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