#J029 未仕立て・山下織物・洒落袋帯
こちらは、素敵な透彫のつげ櫛です。綺麗ですよね。造形が美しい。型は粋な銀杏型、透彫は上品な花菱とモダンな唐草を組み合わせております。おそらく販売は京都にある祇園　金竹堂か、四条にある十三やさんです。お店や、品のレベルで値段は全然変わります。私の推測では、定価　¥29,800〜39800十三や　ホームページより1875年創業から百有余年。京都市のメインストリート、四条通沿いに本店を構えております。屋号の由来“つげぐしの　く(9)とし(4)を足して　十三や”現在ではその数は減少しましたが、昔から櫛屋を表す屋号として各地で用いられたのが「十三や」です。「櫛を扱うから、9と4を足して13や」先人の言葉遊びからきたこの屋号を現代に受け継いでおります。つげ櫛とはつげ(黄楊)は木材の中でも繊維が綿密でしっかり堅く、ほどよい粘度を持つため、古来から櫛に加工するのに最適な素材とされてきました。当社の「国産本つげ」は鹿児島県指宿産のさつまつげを使用しており、櫛の素材として成長するまでに樹齢30年以上の歳月を要します。そうして厳選された櫛板を、さらに数年にわたる製造工程を経て、丈夫で安定したつげ櫛に仕上げております。つげ櫛の特徴静電気が起きづらいため髪に優しく、絡まりや枝毛・切れ毛を防ぐ効果があります。また、椿油で手入れのされたつげ櫛は綺麗で丈夫な状態を保ち、髪にもツヤと潤いを与えてくれます。そうして使い込むうちに手にも髪にも馴染み、一生ものの道具として御愛用いただけることでしょう。そしてもうひとつ、地肌に柔らかいつげ櫛は歯先の当たりが心地よく、頭皮のマッサージ効果から血行促進を望むことができます。お手入れ方法月に1回程度、椿油など植物性の油につけ込むお手入れをお願いしています。手入れされたつげ櫛は汚れが付着しにくく、使い込むほどに飴色の深みが出てツヤのある状態を保つことができます。櫛は育てるものと申します。自分だけの櫛を育てるような気持ちで、経年変化をお楽しみください。※弊社でもつげ櫛に椿油を塗り込んでおりますが、お客様による定期的なお手入れをお願い致します。#koudou#香堂9/13

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